Hands-Onながさき ~ながさきのNPO・ボランティア活動サポート団体

長崎のNPO・ボランティアをサポートする任意団体。 連絡先:handson.nagasaki@gmail.com(@を半角に変えてください)

タグ:NPO法人

こんにちは@シローです

長崎のNPO、ボランティアをサポートするハンズオンながさき
今日はNPO法人の法人住民税についてです。

NPO法人を登記して設立!
となったら存在してるだけで税金がかかります。
これを法人住民税と言います。
(個人も個人住民税があります。生きてるだけで税金がかかります)
 
この法人住民税は均等割といって所得の多い少ないに関わらずかかる税金です。
NPO法人がウハウハ儲かっていようと(少ないと思いますが)、儲かっていまいとかかります。

長崎では
長崎県の法人住民税が2万1千円
長崎市の法人住民税が5万円
合計7万1千円の法人住民税がかかります。

この法人住民税は毎年発生します。
なので、毎年この金額を払わなければなりません。

でも、社会公益活動をやっているNPO法人から
税金を貰うのはあんまりだ、ということで減免申請があります。
(もちろん、俺たちのNPO法人は税金払うぜ!という法人は払ってください)

4月末までに長崎県振興局及び長崎市に減免申請をすれば
この7万1千円が免除されます。
ただし、毎年の減免申請が必要です。
面倒ですね。

兵庫県や大阪府吹田市は一度、減免申請を出せば
次年度から申請をする必要がありません。

自治体によって扱いが違うので長崎市外の
NPO法人の方は市町村役場でカクニンしてください。

自治体によって取り扱いが違うということは
「NPO法人を育成していく」意欲があるかどうかという姿勢と
「税金は取れるところから取る」という姿勢があると思います。

 長崎県や長崎市も要望を出せば条例を変えることが出来るかも知ません。

ちなみに「長崎 NPO法人 法人住民税 減免」でググっても
すぐに減免に関するホームページにはたどり着けませんでした。
行政が行政に都合の良いように情報操作をしているのかなあと思いました。

長崎市税条例第30条第1項(4)前3号に掲げるものを除く他、天災その他特別の事情があるものに該当し、
長崎市税条例施行規則第8条(市民税の減免基準)の(3)
公益社団法人、公益財団法人及びこれに準ずるもので、収益事業を行わないもの、均等割全額
を免除するとあります。

なので、税条例と税条例施行規則を
「特定非営利活動法人は法人住民税の減免を申請することができる。
当該団体より申請の変更申請が無い限り適用されるものとする」
という文言が入ればいいのですよねー。

このあたりは先行している自治体の条例をパクッてもいいかもですね! 
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こんにちは@シローです

長崎のNPO、ボランティアをサポートするハンズオンながさき

使わなくなった原付バイクはありませんか?
まだ使えるけど捨てるにはもったいないし。
という原付バイクを引き取ります。
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ひきこもりやニートを支援している
NPO法人心澄(しんじょう)
の宮本さん(写真)が、
引きこもりの人が社会に出ようと一歩を踏み出すための
原付バイクを探しています。

どうせ使っていないなら、
どうせ捨ててしまうなら、
その前にご連絡ください。

問い合わせ・連絡先
NPO法人心澄(しんじょう)
電話:090-2084-4696
メール:shinjou@ezweb.ne.jp
メール:yumeosu@n-kodomo-wakamono.jp
(受託事業:長崎県子ども・若者総合相談センターゆめおす) 
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こんにちは@シローです

明日はいよいよ選挙ですね。
自分基準で選んだ候補者に投票できますよ!

さてさて。
この前の新聞に載っていたニュースを。
東彼杵町がNPO法人の認証事務を県から譲渡されました。

長崎県内で市町が認証事務をできるようになるのは初めてのことです。

町内で活動するボランティア団体さんは、わざわざ佐世保の県北振興局や県庁まで行かなくてもNPO法人の申請ができちゃいます!

これをきっかけに東彼杵町のボランティア活動がもっともっと盛んになるといいなぁ。

他の市町村も東彼杵町に続いて欲しいですね。
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こんにちは@シローです

長崎県社会福祉協議会が提供する
ふれあいのあるまちづくり県民運動助成金があります。

HPとかに詳しくアップされていないのですが、
同法人が発行してる助成金ガイドブックに記載があるので
募集があるでしょう。

2年前にハンズオンながさき主催でこれらの助成金を出す団体と
NPOの合コンをやった成果として2つのNPOがこの序瀬金を申請して
助成が決定しました。

詳しい募集要項が発表されるまで待つか、
問い合わせたらいいと思います。

ちょっと直接、聞きにくいという方は
ハンズオンながさきに問い合わせいただいてもOK!
こちらで調べて返事します。
コメントください。

全国規模の助成金に比べたら競争相手が長崎県内に限られているため
かなり申請のハードルも決定のハードルも低いと感じます。

 
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こんにちは@シローです。

長崎は蒸し暑い。梅雨があけたのではないでせうか?

今夜のハンズオンカフェは、
法人格をとるならどっち?一般社団法人とNPO法人を比べてみよう
と話し合いをしました。
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最初にゲストの野崎地平税理士さんから
一般社団法人についてレクチャー。
かつては一般社団法人長崎青年協会に所属されていたそうです。
・2人以上から設立できる。
・法務局に行って登記したら設立完了。
・登記費用は11万円位。
・報告書の提出義務はない(提出する先がない)。
・法人住民税71000円はかかる。(条件により減免もあり)
・非営利性か共益的活動と認められれば、その事業にかかる所得は非課税。
・解散登記は設立よりお金がかかる。

一方、NPO法人は(法律と代表の松尾の経験から)
・申請書を出してから2ヶ月の縦覧期間があり、更に県の担当者が申請書を見てなかったらその分時間がかかる。
・法人住民税71000円は減免申請すれば0円。毎年申請必要。
・社員が10人以上必要。
・毎年、所轄庁を通して報告書を提出する。
・収益事業の所得を非営利事業の赤字部分に充当するみなし寄付がある。
・認定NPO法人に2千円以上の寄付をしたら寄付した人は税額控除が受けられる。

といった比較をしました。
また、法人個人を問わず年間1千万円以上の取引があれば消費税の納付対象になるので、
県や市から受託して事業をしてる団体は要注意です。
参加した皆さんからは、
「一般社団法人の定款変更の登記に費用はかかるのか?」とか、
「一般社団法人の非営利性や共益的活動の要件は?」とか、
「解散の時の手続きや費用は?」と言った質問が。

また、ハンズオンメンバーからは九州で活動してる一般社団法人さんが『何で一般社団法人を選んだか』の理由などが報告されました。
・活動がフレキシブルに出来るから一般社団法人にしたとか、
・今は一般社団法人だけど、多くの仲間とやってくならば、より広く活動者を募るならばNPO法人をめざそうとか。
・助成金はNPO法人の方が種類がたくさんあるとか。

いろんな活動がありますが、結局その事業には税金がかかるのが前提で、特別枠で減免があると思っていた方がいいよとは野崎税理士の格言。
野崎さんはとてもいい人でした。

課税34業種にあたる事業をしている団体はよぉ〜く調べて、税理士に相談しましょう。

という事で、その活動が公益性が広いのかどうかでどっちを選ぶか考えたらいいのかもーというのがシローの感想です。勿論、そうじゃない判断基準もあるでしょう。

最後はみんなで記念撮影!
ハンズオン!ながさき!
来月は8月27日、テーマは来週発表します!
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