長崎は帆船まつりまつり真っ最中@シローです。
4月27日、長崎県県民協働課主催でNPOと県が共に働くプロジェクトキックオフセミナーが開かれ、
代表の@MATSU、シロー、けんちきで参加してきました。
会場は超満員。
日本NPOセンターの田尻佳史さんの基調講演
「市民団体と自治体との協働のあり方」で
田尻さんのお話で大事だなと思ったのは次の3つ。
1.「自分たちがやりたいことだけじゃなくて、地域に成果を還元すること、
地域の人を巻き込むことが大切。NPO、行政、企業、自治会、社協、学校など
いろんな関係者(ステークホルダー)が集まって資源を持ち寄って地域の
課題に取り組んでいくことが求められている」
2.「団体が開かれていること、いろんな人、特に異質な意見、人を大事にすることで団体の自律が担保される」
3.「協働の主体が自立していること。協働の形は環境の変化に応じて変わる。協働の成果=目標を明確にすること」
シローは質問しました。
「いろんな主体と協働するためにはそれらの主体を繋ぐコーディネーターの役割が非常に大切だと思いますが、どのような役割が求められ、どのようなスキルが必要でしょうか。」
田尻さん
「平等であること、言いたいことを出させること、調整していくこと。いろんな人、モノ、情報を知っていること。
コーディネーターという役割は非常に重要。協働はぜひ計画づくりから始めてほしい。計画を作ることに参加することで責任が発生する。」
つなぎ役が如何に大事か、その割には補助や助成事業の対象外(人件費)であることが如何に多いか。
自治体も市民団体もコーディネーターを都合の良い「便利屋」としている向きが強すぎないか。
いろいろと考えさせられました。
田尻さんが協働を進める上での心構えとして「知っておきたいNPOのこと3」に掲載されていますので
ぜひご覧になり、自分自身に問いかけ、団体内部で話し合ってください。
また、長崎県県民協働課の募集事業については同課のHPで見ることができます。
http://www.pref.nagasaki.jp/npo/npo_sub/01tomoni.htm