Hands-Onながさき ~ながさきのNPO・ボランティア活動サポート団体

長崎のNPO・ボランティアをサポートする任意団体。 連絡先:handson.nagasaki@gmail.com(@を半角に変えてください)

カテゴリ: 資金調達

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市民活動に補助金を出す時に出す人はどんな事にポイントを絞っているのか。

つましい自分の経験から言うと、行政は書類が整っているかどうかだけ、民間団体は初めてかどうかで見ているような気がします。

特に行政の補助金は申請書の熱意とか実現性よりも計画書に齟齬がないか、予算書の計算書が合致しているかで見ているような。。

審査会でもなあなあでアリバイ作りだったりしてやる必要ないじゃんと思ったこともあるし。

「本当に見るのはそこじゃないだろう」と思います。
しかし行政の担当者は専門性が乏しいので形骸的なもので判断する事が多いようです。

自分の不勉強さを「要項通りの記載じゃないから」とか外部に責任を求めるのです。
要するに未熟なのです。

こういう行政担当者に対しては
「募集要項にある熱意とか先駆性とか、あなたは具体的にどうお考えなのですか?」
と聞くのがよろしい。

大方の行政担当者はギョッとして「書いてある通りです」とか
「総合的に審査会で判断します」と言って逃げます。

逃げ出したらこちらは突っ込めばいい。
しかしそのツッコミは中途半端ではいけません。
行政担当者の熱意や本音を引き出すまで突っ込むことです。

こうすると次に顔を合わせた時に態度が変わります。

市民は行政担当者を育てる権利と義務があります。
彼らは市民の税金でご飯食べているんだから。

それを怠っているのは市民の怠慢とも言えます。

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☆ハンズオンながさきはながさきのNPO、ボランティア活動をサポートする任意団体です。
相談はコチラまで↓
handson.nagasaki@gmail.com
※本会会員はみんな他に仕事をしたり、NPOで活動したりしながらこの活動をしています。
そのためご連絡を頂いてもすぐに対応できないことがありますので予めご了承ください。
ご連絡はメールでお願いします。
電話などを希望する場合はご都合の良い時間帯などをご記入ください。
折り返し本会からご連絡いたします。
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新年度になり、市役所や助成団体が補助金、助成金の募集を始めてるのが見られます。

よく「補助金と助成金はどう違うのですか?」と聞かれます。
そういう人には「内容は同じことです。行政だと補助金、民間団体が出すときは助成金と言うことが多いです」と答えています。

そして補助金、助成金を貰えるものとタヌキの皮算用して事業計画を作っているNPOも結構あります。

旧い記憶を辿ると、「助成金を早く出してもらわないと例年の事業ができない」と助成支出団体にクレームを言っていた人がいました。

補助金助成金は団体の主体的な計画や活動見込み、資金調達見込みがあって初めて成り立つもの。
また、いつもの活動に使うためのものではなく、一時的に活動を拡大して課題解決に近づける効果を期待して補助助成されるものです。

この発言を聞いた時に膝から崩れ落ちる感覚を覚えました。

補助金助成金は元々、利益を出すことを想定してないのに、補助もらったのに利益が出ないと勘違いしてる人も多々見てきました。

これらの事例のように補助金助成金たのみになってしまい、課題解決のための活動ではなく、補助金助成金をもらうためだけに事業計画を作る団体も見てきました。

ひどい例になるとNPO支援センターのスタッフが「いい助成金ありますよ、ヘッヘッヘ」とすぐに助成金を勧めてくることもあります。

その活動は本当に補助金助成金が必要なのか、他の資源はどんなものがあるのかNPOと一緒に考えて、必要ならばNPOが自分たちで活動費を稼ぐ発想に促すこともNPO支援センターの役割だと思います。

そのためにはNPO支援センターのスタッフが自ら収入を得る努力をする体験をして、NPOさんへ伝えることが必要と思います。

絵に描いた餅は食べられないので、
小さくてもいいから食べられる餅を作ることに勤しもうと思います。

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こんにちは。
長崎のNPO、ボランティア活動をサポートする中間支援組織のハンズオンながさきです。

行政の補助金についておさらいしたいと思います。

補助金は名前の通り、実施主体が事業をする時に自己資金だけでは不足する時にサブ的な意味合いで補助されるお金です。
どんな活動にも補助されるわけではなく、社会にとって必要な活動=公益的な活動である時に、補助金という形で行政からお金が給付されます。

補助金は国から県とか市と言った下位自治体への補助金もあるし、行政が民間へ給付する補助金もあります。

補助金の解釈がおかしなことになってるんじゃない??と思うことがあります。

補助だから自己資金が足りない事がまず前提であって、最初から補助金ありきの事業が多いなあと感じてます。
施策で目的とする状態を作るために補助金という餌を使って事業を民間組織や地方自治体にやらせる。
明治時代以降の中央集権体制ではそれが当たり前で、国をとにかく早く強くして欧米列強に植民地にされないための中央政府の施策だったんだろうなぁと思います。
人にいうことを聞かせる時は懇意にお願いする、それをしないできない時はお金で言うことを聞かせるという構図です。

こうなるとお金の無い地方自治体は、目的と違っても補助金がたくさんもらえるからそっちの事業をやろうと判断することもあります。

そんな繰り返しで今の街ができている。

また、補助金を預かって事業をする組織も補助金が当たり前になると、補助金がなくなったときに「なんで補助金も無いのに、やらなきゃいかんのだ」と考えてしまいます。

地域の課題が地域ごとに違うことがこれだけあきらかなのに、決まり切った補助金頼みの行政、活動しかできない。

なんとも変だなぁと思う補助金です。
みなさんは、補助金って何だと思いますか?
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こんにちは。
長崎のNPO、ボランティア活動をサポートする活動をしている
任意団体 ハンズオンながさきです。

先月の国会で、銀行にある休眠預金を民間の社会貢献活動に
生かそうという趣旨の法律が成立しました。

「休眠預金活用法が成立(朝日新聞デジタル)」

この法律を巡っては、私人の財産権の侵害であるとか
本当に社会貢献のために使われるのか、
特定の団体、個人のみの特権とならないのかなど
様々な議論がなされました。

大まかに法案の中身をいうと
毎年500億円位、休眠預金は発生しているそうです。
休眠預金とは預金者が使っていない預金のことで
10年間など一定の期間利用していないと
その権利を放棄したものとみなして
銀行が雑収入として収入計上するものです
(銀行や口座により取り扱いが異なります)。

それを国が設置する団体に預けて
民間の社会貢献活動の助成金などとして利用しようという法案です。

個別のNPOとしては活動資金のメニューが一つ増えることになり
ありがたいことですが、一方で、国民の財産を使うので
より一層、事業効果を求められることと情報公開の
説明責任が生じることとなります。

また地方ではどのように助成の申請を行うのか
審査は何を基準に誰が行うのかなど運営に向けた課題もあります。

NPOの業界としては、地域で助成金を活用できるようなネットワーク作り、
地方に分けられるお金を適切に振り分ける組織づくりが求められることになると思われます。


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こんにちは。
ながさきのNPO、ボランティア活動をサポートする
任意団体 ハンズオンながさきです。

FAAVOやREADY FORなどネット上で資金を募るプロジェクトが増えています。
試しにFAAVO長崎のページを見てみると17プロジェクトがありました、(2016年10月6日現在)。
目標金額に達成しなければ0円という点と資金提供した人に何らかのお返しがあります。
(お返しがある時点で、税法上では寄付に該当しませんので節税にはなりません。運営者のサイトにも活動という商品を仲介するような記載がありますので普通に商取引です)

目標金額に達していたのは、17プロジェクト中6プロジェクトです。
(FAAVO長崎自身の熊本地震応援プロジェクトは除く)

達成したプロジェクトは、
・離島に図書館をつくる
・長崎の中学生ラグビープレイヤーのスコットランドへの遠征費
・珈琲と椿せっけんで長崎をPRしたい
・小麦酵母のパンの伝承
・文字で書く楽しさを知ってもらいたい
・カラーコーディネートで高齢者を元気にしたい

物品販売、楽しい系が多いようです。
(商品販売、サービス販売からすれば当たり前かもしれません)

NPOが地域課題解決の取り組み資金をFAAVOを利用する際は
楽しそう、返礼「品」があるという点をしっかり押さえたほうがいいかもです。
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