こんにちは。
長崎のNPO、ボランティア活動をサポートする中間支援団体のハンズオンながさきです。

先日、長崎県県民協働課(県)と公益財団法人県民ボランティア振興基金(基金)さん主催の事業説明会&懇話会に参加しました。

30名ほどのNPO、行政担当者が参加しました。
一通り、県と基金の事業説明を受けた後、基金の助成を受けた長崎県子ども劇場連絡会さんが事業事例を発表しました。
最初は緊張してましたけれど、徐々に乗ってきてわらべうたのパフォーマンスもするほどノリノリに。

その後はグループごとに自己紹介と活動紹介。
私が参加したテーブルには、諫早で活動されている方、フードバンク活動されている方、難聴支援活動の方、子ども劇場の方、行政の方、地域おこし協力隊の方など個人で活動している方、組織で活動している方、長く活動している方、初めてボランティアと関わりを持った方など様々でした。

悩みとして共通していたのは、活動者と活動資金の確保です。
アンケートなどでもこの2大お悩みはいつも出てきます。
助成金をあてにして事業をしている団体、会費+事業収入+助成金で活動している団体、手弁当の団体、それぞれに活動資金を確保しようということに一生懸命です。
「なんでお金が必要なのか」を考えているかどうかが大事だと思いました。
目的がはっきりしている方がお金を出す方は出しやすいですが、何となくとかでは出しにくいです。

また、活動者確保も同じことで、何を目的にして何をやってどんな効果があるのかをはっきり示すと活動しやすい(自分ができているかは、反省)。

そういうことに気を付けてお金のことを考えたり、活動者確保を考えたりしてはいかがでしょうかとお話しました。

また、行政とかNPOとか関係なく、フリートークできる場をたくさん作っていきましょうと提案しました。
今日みたいに、いろんな団体でいろんな活動があって、いろんな悩みがノウハウを共有できる場がもっともっと必要ですよね?って。

場づくりは大変なことですが、それが中間支援活動の一つでもあり、中間支援団体じゃなくてもできることです。
NPOは公益目的で多くの人に開かれた組織なのだから、自分たちの枠に閉じこもるのは勿体ないし、法的趣旨にもそぐわない。

一人一人が自分のこととして活動に参画できる場を作っていきたいとあらためて思いました。