こんにちは@シローです

長崎のNPO、ボランティアをサポートするハンズオンながさき

子どもとの関わりをまとめた情報誌の発行
ハンズオンながさきの理事でもあるNPO法人クレイン・ハーバーの
中村尊さんが取り組んでいる事業です。

昨年、佐世保で女子高校生の同級生殺害事件が起きた直後に
「何か子育て支援団体はカタチにして社会にアピールしないのですか?」と聞きました。
それから1年して、このようなカタチで長崎の子育て支援NPOの活動が目に見えるようになりました。

以下、長崎新聞 平成27年7月27日掲載分から転記です。

子どものサインに気付いて
子どもたちを被害者にも加害者にもしないために-。
佐世保市の高1女子同級生殺害事件の発生から26日で1年を迎えた。

長崎市のNPO法人「フリースクールクレインハーバー」(中村尊代表)は、
子どものサインに気付くヒントをまとめた子育て情報誌を来月創刊する。
県内で子ども支援に取り組む市民団体や医師ら約15の団体・個人が寄稿の形で協力する。
県内の市民がつながり、複眼で子どもを見守ろうとする試みが始まる。

協力団体の多くは、昨年9月、団体や関係機関が連携して子育て環境をつくることなどを訴える共同声明を発表した。
中村代表は過去に県内で起きた少年事件後も、各団体で真剣に子どもと向き合ってきたが、
「関心のある人だけの活動にとどまっていた」と痛感。
悲劇を繰り返さないために「まずは子どもの心と向き合う支援団体の存在を市民に広く知ってもらうことが大事」と発行を決めた。

寄稿する団体・個人の共通する考えは複数の視点で子どもを見守る必要性だ。

「長崎は大丈夫なのか、やはり長崎に問題があるのか、と考えさせられた」。
遊びを通じた心の成育に取り組む同市の「ながさき子ども劇場」の中村結花事務局長(46)は事件の発生当時をそう振り返る。
「親や学校の先生など身近過ぎて見えないサインもある。問題を起こす理由は一つではない。斜めからの第三者の目が大事」と指摘した。

新上五島町で子育て支援をする「NPO法人せかい卵」の役員、川島裕子さん(44)も
「子どもの悩みは短時間で理解できない。関係団体が網目状につながることで一から理解する必要がなくなる」と連携の意義を強調する。

大村市の「食育ボランティア きらきらクラブ」の西村美由紀代表(49)は、生活の基本である食の観点から子育ての問題を提言。
「食の乱れが心の病につながる事例は多い。家族で食卓を囲むだけでつながりを実感できる」と訴える。

情報誌では、発達障害を正しく理解するために必要な基礎知識などを連載する。

情報誌のタイトルは「たがため」(他のため、誰のための意)。
創刊号は2万部発行し、8月に県内の市役所、町役場、病院、駅などでフリーペーパーとして配布する予定。
年4回の発行計画で、発行費として県内の企業・個人の寄付を募集している。
問い合わせはクレインハーバー(電095・844・8899)。