こんにちは@シローです
残暑が厳しかった一日、半そででした。
今日は、 NPO法人チャイルドラインながさき主催
「思春期の心の行方」講演会に参加しました。
先生は、NPO法人子どもと保育研究所ぷろほの山田眞理子さん。
佐世保で7月に痛ましい事件があってから2ヶ月。
加害者を助けることが出来なかったのは??というギモンを持ちながら。
先生のお話にシローの感想も付け足しながら。
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今の子どもたちは、見えないモノに縛られている。
スクールカーストだったり、いいね!依存症だったり。。
リアルに付き合うクラスの友達に本音を話すといじめられたり仲間はずれにされることがあるので
本音を言わず、役割を演じている。
それはとても疲れる。。
ネットでは自分の言いたいことを言えるから、本当の友達はネットにしかいないという子供も。
そんなリアルに自分の存在価値を見い出せない不安定な子どもたち。
リストカットを繰り返すこども。
この子達にいのちの教育をしたらどうなるか??
リストカットするような、いのちを大切にしない自分は存在価値がない、それでも繰り返してしまう自分は弱い、存在価値がないと考えてしまい、迷惑をかけるからいなくなってしまった方がいいと考えて追い詰めてしまう。
オトコの子への性教育がきちんとされておらず、オンナの子はカレシのいうことが正しいと思ってしまう。
それがデートDVに繋がったり望まない妊娠に繋がっていく。
性同一性障害の子どもは成長と共に身体と心の乖離に苦しむ。
大人の何気ないひと言で自分の存在価値が壊れてしまい、自死を考えてしまう。
そこで、チャイルドラインに電話してきて、そうなんだと肯定されることで生きることを選ぶ子供もいる。
(そうでない子どもたちはどうなっているんだろう。。)
多様性が認められない社会で、子どもたちは自分らしさ、自分への思いやりをなくしている。
(自分を大事に出来ない子どもが大人になったらどうなるのか。。)
子どもは多様な人間関係の中で多様な価値観を知る。
今はそれがなくなってきている。
(ママだけで子育てするとママの価値観がその子どもの全ての価値観になってしまうのでは?)
「お手伝いしてくれてありがとう」と他者の役に立つことで認められる機会が減り、
「買ってくれた」から自分は認められたと消費者となってしまっている。
日本は、加害者となってから対応するが本来は予防することから始めなければならない。
94年に子どもの権利条約に批准しているがそれを学校で教えない。
認められるということは、~だから、認められるのではなく、
「あなた」だけで認められることが安心に繋がる。
佐世保の事件は、自分がどうなってもいいという気持ちだったのではないだろうか。
人は自分はどうでもよくても、自分が犯罪をしたら親が悲しむとか誰かを傷つけると思ったら思いとどまる。
そういうストッパーとなる人が加害女子の側にいなかったのではないだろうか。
(自分よりも大切な人が側にいることが子どもにとっての安心感なんだ)
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加藤哲夫さんの「市民の日本語」という本にこんな言葉が書いてあります。
「言葉はその人の内側からでてこないと、その人の力にならないのです」
私たちは自分の言葉で考えて自分の言葉を発しているでしょうか。
それを子どもたち、自分より若い人たちにちゃんと伝えているでしょうか。
そんなことを考えさせられた講演会でした。
あ、最後は親子で遊べる言葉遊びもあって楽しかったです。 参加者には知り合いもいっぱいいました。 こういう活動の和が広がればいいなぁ。
残暑が厳しかった一日、半そででした。
今日は、 NPO法人チャイルドラインながさき主催「思春期の心の行方」講演会に参加しました。
先生は、NPO法人子どもと保育研究所ぷろほの山田眞理子さん。
佐世保で7月に痛ましい事件があってから2ヶ月。
加害者を助けることが出来なかったのは??というギモンを持ちながら。
先生のお話にシローの感想も付け足しながら。
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今の子どもたちは、見えないモノに縛られている。
スクールカーストだったり、いいね!依存症だったり。。
リアルに付き合うクラスの友達に本音を話すといじめられたり仲間はずれにされることがあるので
本音を言わず、役割を演じている。
それはとても疲れる。。
ネットでは自分の言いたいことを言えるから、本当の友達はネットにしかいないという子供も。
そんなリアルに自分の存在価値を見い出せない不安定な子どもたち。
リストカットを繰り返すこども。
この子達にいのちの教育をしたらどうなるか??
リストカットするような、いのちを大切にしない自分は存在価値がない、それでも繰り返してしまう自分は弱い、存在価値がないと考えてしまい、迷惑をかけるからいなくなってしまった方がいいと考えて追い詰めてしまう。
オトコの子への性教育がきちんとされておらず、オンナの子はカレシのいうことが正しいと思ってしまう。
それがデートDVに繋がったり望まない妊娠に繋がっていく。
性同一性障害の子どもは成長と共に身体と心の乖離に苦しむ。
大人の何気ないひと言で自分の存在価値が壊れてしまい、自死を考えてしまう。
そこで、チャイルドラインに電話してきて、そうなんだと肯定されることで生きることを選ぶ子供もいる。
(そうでない子どもたちはどうなっているんだろう。。)
多様性が認められない社会で、子どもたちは自分らしさ、自分への思いやりをなくしている。
(自分を大事に出来ない子どもが大人になったらどうなるのか。。)
子どもは多様な人間関係の中で多様な価値観を知る。
今はそれがなくなってきている。
(ママだけで子育てするとママの価値観がその子どもの全ての価値観になってしまうのでは?)
「お手伝いしてくれてありがとう」と他者の役に立つことで認められる機会が減り、
「買ってくれた」から自分は認められたと消費者となってしまっている。
日本は、加害者となってから対応するが本来は予防することから始めなければならない。
94年に子どもの権利条約に批准しているがそれを学校で教えない。
認められるということは、~だから、認められるのではなく、
「あなた」だけで認められることが安心に繋がる。
佐世保の事件は、自分がどうなってもいいという気持ちだったのではないだろうか。
人は自分はどうでもよくても、自分が犯罪をしたら親が悲しむとか誰かを傷つけると思ったら思いとどまる。
そういうストッパーとなる人が加害女子の側にいなかったのではないだろうか。
(自分よりも大切な人が側にいることが子どもにとっての安心感なんだ)
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加藤哲夫さんの「市民の日本語」という本にこんな言葉が書いてあります。
「言葉はその人の内側からでてこないと、その人の力にならないのです」
私たちは自分の言葉で考えて自分の言葉を発しているでしょうか。
それを子どもたち、自分より若い人たちにちゃんと伝えているでしょうか。
そんなことを考えさせられた講演会でした。
あ、最後は親子で遊べる言葉遊びもあって楽しかったです。 参加者には知り合いもいっぱいいました。 こういう活動の和が広がればいいなぁ。
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