Hands-Onながさき ~ながさきのNPO・ボランティア活動サポート団体

長崎のNPO・ボランティアをサポートする任意団体。 連絡先:handson.nagasaki@gmail.com(@を半角に変えてください)

2018年06月

NPOで活動している方が「会議が進まない」とこぼしていました。

会議の参加者が自分の言いたいことばかり発言したり、熱い想いを持ったボランティア同士がヒートアップしたり、話し合いの途中で突然、横道に逸れて何について話していたかわからなくなったり。

「会議を進めるにはどうしたらいいんでしょう?」と相談に。

そこで、NPO・ボランティア活動者を対象にしたトークスキルを学ぶハンズオンカフェを開きます。

講師が仕切る模擬会議を見て、どこがいいのか・悪いのか、参加者は意見を出し合い、学びます。

参加を希望する方は、進まない会議の悩みと名前、所属団体(所属していれば)を書いて下記へメールしてください。
定員に余裕があれば当日参加も受け付けます。

ハンズオンカフェ「話し合いが進むトークスキルを学ぼう」
・2018年7月25日(水) 19:00~20:30
・出島交流会館4階会議室3(長崎市出島町2-11)
・参加費 ひとり100円 お茶とお菓子の持ち込み大歓迎
・NPO・ボランティア活動者10名ほど


〇ハンズオンカフェはNPO・ボランティア活動者が交流する場で、毎月第4水曜日19時に開いています。
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【ハンズオンながさき】 ながさきのNPOやボランティア活動をサポートする中間支援組織です。
handson.nagasaki@gmail.com
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いかに信頼を集めるか-。

6月27日に、長崎市立図書館で開かれたクラウドファンディングセミナーで、実際にクラウドファンディングに取り組んだまつだゆうこさんが最後に参加者に送ったメッセージです。
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クラウドファンディングは聞いたことあるけれど、やったことはない。
どんな仕組みで、どんなことが必要なんだろうという方を対象に、長崎市立図書館とハンズオンながさきがコラボして開きました。

セミナーの前に、グループごとに参加した理由、知りたいことを話し合い、全員が共有できるように書き出してスタート。
参加者が知りたいことは、クラウドファンディングの仕組み、お金の流れ、必要な準備などでした。

この体験を話したのは、長崎市立図書館10周年記念応援プロジェクト事務局のまつだゆうこさん。

10周年を記念して、図書館としてではなく、図書館の利用者やスタッフで作ったグループで何か盛り上げる取り組みをしたいとチャレンジしました。
そのための資金を考えて助成金や補助金の募集時期でもなかったこともあり、クラウドファンディングに。
これにはいくつかのパターンがあり、今回は支援者にリターンがあり、目標額に到達しないと支援金がもらえないタイプを選びました。

まつださんは、クラウドファンディングの仕組み、実際に始める前の準備、募集期間中にやったこと、お金の流れ、支援者を増やす工夫、他の団体の取り組み、感想などを話されました。

・言い出しっぺは恥ずかしがらずに声をかける、チームでやる。
・募集期間は自由に設定できるが、今回は40日で設定した。
・タイトなスケジュールにしてしまったため、支援金に対するサービスや物品を何にするか走りながら考えた。
・リターン品の送料や仕入れ額まで加えて目標額を設定しないと赤字なると思う。
・やっていくうちに、自分の得意なこと、不得意なことがわかり、不得意なことはチームの他のメンバーがやってくれた。
・お金を集め始める時期、リターン品の仕入れの支払時期、支援金が入る時期をスケジュールに組み込まないと一時的な立替金が出る可能性もある。
・一番支援者が多かった支援額は1万円のコース。
・支援者を増やすために、手を変え品を変えアピールした。
・情報発信はこまめにした。
・毎年、クラウドファンディングに取り組んでいる団体もある。毎年イベントをやることで募集しているようだ。
・クラウドファンディングに頼らず、NPO法人が持っているウェブサイトで募集して目標額になった例もある。
・クラウドファンディングの運営会社を使用するには審査があるため、それである程度の信頼は得られるかもしれない。
・成功した団体の情報がウェブサイトで公開されているので、どんな情報を公開する必要があるのか参考にした。
・助成金と違って自分たちで募集期間を設定できるし、目標額を超えた資金が集まる可能性がある(実際に今回のプロジェクトは目標額を超えた)。他の募集事例では、300万円の募集金額に対して1億2千万が集まった例もあった。
・運営会社にもよると思うが、運営会社はサイトを公開するまでの支援と思った方がいい。手数料は達成額の20%だった。

※支援金から費用を引いた収益には所得税がかかる。任意団体や個人の場合、多くは雑所得になる。まつださんのお話では今回は収益がほぼ0円なので税金はかからないと思う(ハンズオンながさき事務局より)。

まつださんのお話の途中でも、参加者から質問が出て、まつださんは「いい質問です」と丁寧に答えていました。
参加者からは予定の時間を超えても質問が出て、時間いっぱいでセミナーは終了間近に。

セミナーの最後にまつださんは
「クラウドファンディングはお金を集める手段の一つ。
大げさに期待することはできないし、何よりやってみて、信頼がないとお金が集まらないことがよくわかった。
信頼を得るため運営会社のプロジェクトページに目的や目標、実施することなどを詳しく、具体的に書きこんだ。
知り合いに直接頼むのが一番効果的だった。
クラウドファンディングだから、知らない人からポンとお金がもらえるものではない。
逆に言うとウェブサイトで、いかにして信頼して共感してもらうかがポイントと実感した。」
と参加者にアドバイスしました。

クラウドファンディングに関心をもったら、長崎市立図書館に相談してみてはいかがでしょうか。
正しい答えはないですが、参考になるお話を聞かせてくれます。
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こんにちは。
ながさきのNPO、ボランティア活動をサポートする中間支援団体のハンズオンながさきです。

新年度から2カ月が過ぎて落ち着いてきたこともあるのか、行政の市民活動支援補助金の募集が県内の市町で増えてきました。

長崎県西海市も、市民自らが取り組む活動に対する補助事業を募集しています。
最近では雪浦ウイークで大勢の人が訪れる街になっています。
この街で活動しているNPO法人雪浦あんばんねさんなど元気な団体もあります。

補助金の交付が事業完了後となっており、それまでは自己資金での対応が必要なようです。
概算払い(前払い)できるかどうか、西海市政策企画課に問い合わせしてみてください。
ふつう、市民活動団体が実施する事業の補助金は概算払いが多いので。

さいかい力創造支援事業補助金交付要綱

【対象団体】
西海市内の団体

【対象事業】
市民による自主的な活動で市の産業、福祉、芸術文化・歴史、スポーツ、コミュニティ活動、NPOが実施するボランティア活動その他の各分野の新規事業or拡充する既存の活動で次のいずれかによる事業

() 市民自らが実施する地域づくりに関する企画、研究又は計画策定を主たる目的とする活動

() まちづくりに熱意及びアイデアを持つ市民が自主的に実施する活動


【対象とならない経費】
団体の運営経費、食料費に相当する経費、その他適当でない経費

【企画・研究部門:上記(1)】
補助額10万円以内(補助率100%)

【実践活動部門:上記(2)】
1回目補助額50万円(補助率80%)
2回目補助額40万円(補助率80%)
3回目補助額30万円(補助率80%)
西海市内全域に関する場合は補助額が2倍

【応募締切】
2018年7月31日(火)
※予算に達するまで期限を延長することあり

【申込・問合せ先】
西海市政策企画課
0959-37-0063
URL:http://www.city.saikai.nagasaki.jp/docs/2018042500011/

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住む者の視点で、まちづくりに影響を与えた作家の映画「ジェイン・ジェイコブズ ―ニューヨーク都市計画革命― 」が7月8日に長崎市千歳町のチトセピアホールで上映されます。

この上映会の他にも、今注目の喫茶ランドリーをプロデュースしたmosakiのスペシャルトーク、水辺で乾杯2018など、市民が気軽に参加できるイベントPRのため、長崎都市・景観研究所(null:にわか所長)さんが長崎シティFMのラジオ番組なないろパークに登場します。

ラジオ番組の放送は、6月30日AM10:00~10:30、再放送は7月3日PM22:00~22:30。
周波数81.3MHzでお聞きください。

このラジオ番組「なないろパーク」は、長崎シティFMとまちづくり団体アートクエイク、ハンズオンながさきがコラボして2015年から隔週で放送しています。

長崎のまちづくりについてラジオで話したいNPOや市民をいつも募集してます。

問い合わせ・申込はハンズオンながさきまで
handson.nagasaki@gmail.com

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こんにちは。
ながさきのNPO、ボランティア活動をサポートする中間支援団体のハンズオンながさきです。

ハンズオンながさきでは、長崎市とその近郊のNPO(法人、任意団体)を取材して見える化する
「ながさきNPOリソースマップ」を作ります。

ボランティア活動を希望する人は多いのですが、実際にボランティア活動する人は少なかったり、活動に参加したけれど、最初の説明と違っていたという声を聴きました。

そこでNPOの情報を「掲示する」だけでなく、実際にNPOと話をして状況を体感し、ボランティア活動者とNPOとの適切なコーディネートを通じて、市民がNPOの活動に参加しやすくします。


このNPOリソースマップを一緒に作るボランティア活動者を募集しています。
事業の概要とボランティア募集の内容は次の通りです。

1.事業のスケジュール
2018年7月から随時NPOへの訪問取材をスタートし11月末までに取材を終了します(6団体目標)。
マップができ次第「ハンズオンながさきブログ」で公開します。
ニーズが増えてくれば、マップをブログ以外で公開することを考えます。

2.取材内容
NPO(法人、任意団体)への取材内容は次の通りです。
例)団体名、設立年月日、主な活動場所、活動目的、主な活動内容、長崎で活動している意味、これからどんな活動をしたいか、活動に参加したボランティアが得られることは何か、活動をするにあたっての注意点、etc.

3.ボランティア活動内容と活動期間
本会の会員と一緒にNPOの活動拠点、イベント会場などを訪問しての取材、取材内容の整理、確認、マップの作成。
活動期間は、取材開始からマップ作成まで。

4.ボランティア活動希望者への説明
事前に活動について説明しますので納得してからご参加下さい。
「説明を聞いて、やっぱりやーめた」もありです。

5.募集人数と内容
ハンズオンながさきの会員は40歳未満が75%と若い団体です。
そこで10代~20代の方 数名(取材先数、時期による)を募集します。
連絡や報告は主にメール、facebook Messnger等を使うのでスマホなどの端末は必須です。
メアドなどの個人情報は当活動と本会の活動のお知らせ等以外には使用いたしません。

6.旅費
NPOの取材にかかった交通費(実費)は領収書と引き換えにハンズオンながさきが支払います。

7.ボランティア活動に必要な保険
保険はボランティア活動者各自でご加入をお願いします。
(加入手続き翌日~2019年3月31日まで有効な「ボランティア活動保険」掛け金350円。
長崎市社会福祉協議会または長崎県社会福祉協議会で加入できます。)

8.ボランティア活動の申し込み方法
①直接、ハンズオンながさきにメールする
下記のメールアドレス宛の件名に「NPOリソースマップ」と書いて本文に氏名(ふりがな)、連絡先メアド、電話番号、年齢、所属(学校名など)、連絡するのに都合がいい時間帯を書いてメールでお申し込みください。

②本事業は社会福祉協議会の「サマーボランティアキャンペーン」の登録事業です。
お住いの社会福祉協議会の窓口を通じてお申し込みください。

③大学生の方は長崎大学やってみゆーでスクに申し込む
長崎市近郊の大学生の方はやってみゅーでスクのウェブサイトからお申し込みください。
やってみゅーでスクが加入している保険が適用されるため、学生個人のボランティア保険加入料は不要です。

9.申込・問合せ先
ハンズオンながさき
事務局 セキネシロー
handson.nagasaki@gmail.com
090-2964-0350
(平日日中は仕事をしていてほぼ連絡がとれません。夜間か土日祝日のご連絡が多くなることを予めご了承ください。なお、取材活動に行く場合は本会会員との連絡が主になりますのでこの通りではありません)。

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