ながさきのNPO、ボランティア活動をサポートする中間支援団体のハンズオンながさきです。
補助金・助成金の説明会に参加したり、助成金募集要項を読んだりすると、
お金が余ったら返してください。ということが書いてあります。
補助・助成はNPOの自力で不足する部分を「補う」「助ける」ものなので、それはその通りだろうと思います。
しかし、この文言があるためにNPOは「せっかくもらったんだから使い切ろう」とします。
それは不要な支出、不要な活動、不要な事務を生む結果になると思います。
ではどうすれば、いいのか。
普通の会社では、同じ結果・成果を出した場合、コストを抑えた方が評価されます。
同じような評価が補助金や助成金でも一部でも取り入れることができたらどうでしょうか。
何でもかんでもコストカットというのではなくて、事業に取り組んでいく中で知恵を絞り、工夫し、
結果・成果が出たNPOには評価がされるという仕組み。
お金を出す団体が評価すると、隷属や過酷なコストカットにつながるおそれもあるので、
第三者機関が評価するような仕組み。
そんな仕組みがあったら、NPOの運営を効率よく行い、課題解決に近づこうというインセンティブが働くような気がします。