長崎のNPO、ボランティア活動をサポートする中間支援組織のハンズオンながさきです。
NPO法人チャイルドラインながさきさんの10周年記念行事に行ってきました。
福島県立相馬高校の生徒さんたちが作った震災をテーマにした演劇、今伝えたいこと(仮)。

その時その時で伝えたいことが変わってくから(仮)。
被災者と言っても被害はそれぞれ違ってて、周りに気を使って話せない、地雷を踏むという言葉で避けている被災地の方々。
過去にならないずっと続いていることを伝えている作品でした。
第2部は原爆で被曝した祖父を持つ方、高校生平和大使OGの方、相馬高校OGの方でシンポジウムでした。
震災で被害を受けたけど自分はまだマシだから声を出しちゃいけないとか、被曝してないけど被曝した祖父の気持ちをどう代弁したらいいんだろうとか、学校から頼まれて被曝体験の話をしたら誹謗中傷されたとか伝えることの難しさを実感してます。
いかに興味がない人にどう興味を持ってもらうかが難しい。
伝える側のココロの準備も難しい。
経験した事がないとを伝えるのは難しい。
真摯に伝え続けていく、聴く事が必要だと思いました。
シンポジウムの第2部は、子供に対して大人はどうしたらいいのか。
シンポジストのお話は、
じっくり話を聞かせてもらう。
本音で話せる環境を作る。
傾聴は話の内容を理解する事よりも受け止める事がまずは大事。
大人もキツイと言えない。周りの大人が支え合える関係が必要。
せっかくSOSをだしても無視されたり、受け止められなかったらもう話そうとしなくなる。
大人として子供とちゃんと対話しようと思いました。

