Hands-Onながさき ~ながさきのNPO・ボランティア活動サポート団体

長崎のNPO・ボランティアをサポートする任意団体。 連絡先:handson.nagasaki@gmail.com(@を半角に変えてください)

2016年06月

ながさきのNPO、ボランティアをサポートするハンズオンながさき
事務局のシローです
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イギリスでは国民投票でEU離脱となりました。
(残留を訴えていたキャメロン首相は辞意を表明)

すごいなと思ったのは国民が投票に行ったこと。
「自分の国の事は自分で決める」
一人ひとりが意思表示をしたこと。

翻って長崎はどうでしょうか。
先日は、市役所を県庁跡地にすることを問う住民投票の実施について
約3万人の署名が集まりまり、議会で審議されましたが否決されました。

一昨日は、公会堂を保存しようという住民投票を考えている市民団体が記者会見したら
公会堂の解体予算について市議会の環境経済委員会は全会一致で否決。

自分のことを自分で決める=自治

長崎市とイギリスを比べて。

参議院選挙に行かねばね。

しかし、そもそも市議会議員とか参議院とか議員を選ぶこと自体が自治なのだろうか??
代議制民主主義だから議員を選ぶのだろうけれど、自分たちの意見が反映されている気がしない。
公約で宣言しても、実際には官僚からのレクチャーで態度を変えるのはよくあることだし、
実は官僚のシナリオ通りに動いているのではないかという気もするし。

何となく、
自分のことを自分で決めることができていない
モドカシサ、ヤルセナサを感じます。
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ながさきのNPO、ボランティアをサポートするハンズオンながさき
事務局のシローです

先日は、月に1回のハンズオンカフェ。
長大の「ながさき海援隊」のハマダさんとイトウさんが熊本での災害ボランティア活動の報告をしてくれました。

ハマダさんは
行く前は一軒家の大がかりな片付けや撤去を想像していたけど
行ったら見た目は何ともないマンションで
ママと7カ月の赤ちゃんとパパの3人暮らしの部屋のお片付け。
最初は?と思ったようだけれど赤ちゃんがよく泣くので部屋の片づけが全然進まないからというニーズ。

赤ちゃんをあやしながらママに必要なもの、そうでないものを聞いて仕分けしていった。
午前中で終わって、ボラセンから勧められて温泉に入ったと。
(これも立派な支援。経済回して復興支援)

感想は、お役にたててのかとても気になると。
話を聞いていたみんなは十分だよって返事しました。

イトウさんは
お年寄りの家の片づけ。
ブロック塀が道路側に傾いていたのでボランティア6人で敷地内に引っ張ったら倒れた!
その時のショックがまだ残っている。

イトウさんの2回目は2階が片付いていない家。
まさに力仕事で箪笥一つ運び出すのも大変だった。
集積所に捨てに行く途中でやたらブラウン管のテレビを見かけたとか。
ボランティアに行く前に熊本の情報を集めていたけど行った見たら違っていたって。

そう、行ってみないとわからないことがたくさん。
空気、音、匂い、見た目
その街に住む人のことは行ってみないとわからないですね。

二人を災害ボラへ行くよう促したヤマキくんはその後に行ってやっぱり
いろんなことがあったんだなって。

次回は7月22日。
理事の中村が福岡の研修で学んできた
「私のモチベーションの傾向を知ろう」です。



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長崎のNPO、ボランティアをサポートするハンズオンながさき
事務局尾シローです。

今日は、佐世保市の福祉施設での出来事をきっかけにいろいろ考えました。
こんな出来事です。(朝日新聞デジタル 6/18)
あくまでもシローの個人的な考えです。
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福祉施設ではり紙 「お荷物になるな」 市が所長に指導

長崎県佐世保市が指定管理者によって運営している福祉施設「老人・身体障がい者憩の家 いでゆ荘」(同市広田3丁目)で、
男性所長が施設内に差別と受け取られる不適切なはり紙をしたとして、
市が指定管理者を指導していたことが、17日の市議会一般質問で明らかになった。

いでゆ荘には入浴施設や教養娯楽室などがあり、
60歳以上や体の不自由な人たちが有料で利用している。
質問した山下千秋市議(共産)や市によると、所長は施設のスリッパについて、
「認知症の方 元に戻して下さい」「高齢者社会のお荷物になるな」といったことを書いた紙を張った。

5月下旬に利用者が所長の更迭を市に訴えて問題が発覚。
施設側は市に対して整理を促すためだったと認めたうえで改善策を示したという。
塚元勝市保健福祉部長は「看過できない部分があり、厳重注意した。
平等で公正な接遇対応をとらせることができなかったことは市にも一因がある」と話した。
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こんな記事です。

最初に感じた違和感は「福祉施設」という表現でした。

老人憩いの家は、老人の心身の健康の増進等を目的としており(厚生省社会局長通知 昭和40年4月5日)、
介護が必要な方だけが対象ではない。記事では60歳以上、体が不自由な人たちが利用と記載されているが
施設の目的が書かれていない。
施設の設置目的、どんな利用者がどんな利用をしているかの説明がなく
「福祉施設」という表現により、「介護が必要な人たちが入っている施設」という誤解を与えたのではないだろうか。
特に見出し部分はそこだけ読んだから「介護が必要な人がいる施設」という印象を与えているような気がしてならない。
心配なのは、そうしたら誤解にもとづく過剰反応が起こりはしないかということ。

この指定管理者をかばうつもりはないが、
健康増進を求める高齢者(施設の目的からして)に対して、張り紙は
「社会で生き生きと生きているようにレクリエーションを楽しみましょう」
という読み方(意味の捉え方)があってもいいような気がする。

でも、多分そういった読み方は社会的には取り上げられない。
なぜならば「介護が必要な施設の利用者にそんなことを言うのは失礼だ」
という空気が既に出来上がってしまっているからだ。

日本社会は空気に弱い。
多勢に無勢。
長いものに巻かれろ。
KY(空気読めない)は悪口であり、「オリジナリティがある」というポジティブな意味では使われない。
もしもその選択が危ういものだったとしても「空気」には逆らえない。
それが戦争へ進む道だったとしても。

指定管理者制度は、地方自治法の改正で
民間の力を活用して、というか住民主体で住民の福祉の向上が目的とされている。

指定管理者制度では、最終的に指定した行政に責任があるが
運営は指定管理者に任されており、
憩いの家の利用者は最初に管理者に改善を要望したのかが記事では分からない。
または、怒った利用者が自分たちにも運営に参画させろ!という位の主体性を発揮してもいいのではないか。

責任の全てを何でもかんでも「行政が」と言っているようでは
指定管理者制度の意味も目的も失われてしまうと思う。

本県内でも指定管理者制度により運営されている施設がたくさんある。
来年3月に閉園の方針である長崎県亜熱帯動植物園も指定管理者制度での運営だ。

そんな風に見通しが立たなければ閉鎖という運命も待っている。
誰のための、何のための指定管理者制度なのか。

行政は運営費削減だけが目標になっていないか、
指定管理者は、施設の管理だけになっていないか、
住民は、主体性を捨ててお客さんとしてふるまっていないか。

もう一度、指定管理者制度について考えてみようと思う事例だった。

※しつこいですが、あくまでもシローの個人的な考え方、感想です。

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ながさきのNPO、ボランティアをサポートするハンズオンながさき
事務局のシローです

今月22日は月に一回のハンズオンカフェ。
NPOで活動する悩みや、ボランティア募集のことなど
NPO、ボランティアのことをフリートークする場です。
2012年8月から毎月やってます(台風の時はさすがにやりませんでした)

誰でも参加できるし、熊本でのボラティアの報告でもいいです。

予約も不要ですのでどうぞお越しください。


日時:平成28年6月22日(水)19:00~20:30

場所:出島交流会館5階(長崎市出島町2-11)
     長崎電気軌道 出島電停下車 徒歩3分

参加費:ひとり100円、お菓子やお茶の持込は大歓迎です。

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長崎のNPO、ボランティアをサポートするハンズオンながさき
事務局のシローです。

長崎シティFMとアートクエイクさんの協力により成り立ってる
ラジオ番組「なないろパーク」の収録をしました。
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ゲストはアニメ、漫画の手作り展示やコスプレなどの
イベント「気分は上々」を主催してるミナミレナさんとユウコリンさん。

イベントに参加するのは中学生や高校生がほとんどで
500人以上が参加する大きなイベントです。

レナさんは特にアニメや漫画などの作品を見たり、
その世界を表現したものを作ったりしませんが、
それらを作って表現する人たちが発表できる場を創っています。

場づくりをしたこと、イベントの運営をしたことがある人は分かると思いますが、
裏方って地味で大変なんですよね。。。

それを21年も続けて延べ80回以上も開催していることがすごいです。
イベントを続けるコツというか、何で続いていて多くの人が来るのか?

それはこの場に来る人がお客さんではなく、
みんなが主催者でそして楽しいから

「人は楽しい所に集まる」という原則の通りですね。

次回のイベントは7月31日、8月14日です!


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