こんにちは@シローです
昨日は、長崎人権フェスティバルにも行ってきました。
NPO法人DV防止ながさきのDV実態調査を読んだり
NPO法人あじじの会さんの子供向け人権人形劇を見たりしました。
あじじの会さんは来年、活動を始めて20年目で記念イベントを考えているようです。
子どもの人権を守る啓発活動を行うイベントになるでしょう。
また、写真のTake it 虹!さんは体と心の性が別々で
そのことで自分らしく生きられなかったり、悩んでいる
性的少数者(セクシャル・マイノリティ)をサポートし多様性がある社会を目指しています。
写真に貼っている一つ一つの付せんには当事者からの
「会社でカミングアウトしたら、同僚が関係する記事を持ってきてくれるようになった」
「上司にカミングアウトしたら、『なおしてやる』と言われた。病気じゃないのに。言わなければ良かった」
といった声が書いてありました。
先々週はNPO法人チャイルドラインながさきさん主催の講演会で、take it 虹さんは話をされて
実際に性的なことが原因で引きこもりやいじめに合う子どもたちがいるようなこともお聞きしました。
セクシャル・マイノリティの方は左利きのヒトと同じくらいの7%ほどいるといいます。
30人学級ならば2人ほど、100人の会社ならば7人ほどになります。
人権保護法案の総則では「性的指向」を含めて人種等で不当な差別的取り扱いをしてはいけないと記載されています。
法律に記載され、それだけいるならばもはや少数派?と呼べないのではないかと思いました
(左利き用の急須とかあるし)。
また、掲示物の中には学校の先生向けの対応マニュアルがあって、
普通じゃないんだと思って悩んでいる子どもが多いと気付きました。
高齢者になれば、隠すことで身を守ってきた人たちが多いので
同姓介護がよいと思っている施設内では苦しいのではないかとか
本当、このことは社会のどこにでもあるのではないかと思います。
今日30日は13時~15時まで長崎駅前の交通会館4階で
当事者の方がそれぞれの思いを話し合う定例交流会があります。
ちょっとでも悩みがある方、悩みがある知人がいる方は行ってみてはどうでしょうか。
詳しくはtake it 虹!さんのお知らせをご覧ください。