Hands-Onながさき ~ながさきのNPO・ボランティア活動サポート団体

長崎のNPO・ボランティアをサポートする任意団体。 連絡先:handson.nagasaki@gmail.com(@を半角に変えてください)

2014年09月

こんにちは@シローです

豪雨の土砂災害があった広島市では、災害ボランティア活動が続いていますが、
明日10月1日からは県内でボランティアを募集します。
また、1日~3日はボランティア受付の変更のため活動がありません。

ボランティアの募集状況はその都度変わりますのでホームページで確認してください。

今年度も上半期が終わりましたねー


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こんにちは@シローです

もうすぐ9月が終わりますね。
今年度も前期が終わります。早い、早すぎるよ。。。

と、NPOやボランティアのことを気ままに話す「ハンズオンカフェ」
9月は台風のため中止しました。
10月は22日にいつもどおり19時にオープンします。

テーマは
「こんな活動をやりたいけどどうかな???
ということで大まかに決まってます。

参加費は100円です。
場所は出島交流会館を予約します。

あけといてくださいねー。
 
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こんにちは。
ながさきのNPO、ボランティア活動をサポートする中間支援団体のハンズオンながさきです。

今日は対馬市に行ってきました。
対馬はお隣の国、韓国との国境にある島です。
島の9割が山で、わずかな平地や海岸線に沿って集落があります。

市町村合併で6町が1市になって10年が経ちました。
合併当初と比べると人口が7,000人減っています。
減少率は約17%で6人に1人が減った計算になります。
30人クラスが25人になったようなものです。

今日のイベントも運動会や消防講習などと重なっています。
それだけ人を集めることが難しくなっています。
市の担当者の方は、いくつかのイベントを組み合わせないと人が集まらないし、
職員も対応できないとおっしゃってました。

そして対馬市を悩ませているのがネット右翼だそうです。
韓国人が対馬の1/3を買い占めているというデマを流したり、
市役所に韓国との国交を断てとか
市のレベルではできないことまで言ってきて
職員さんが心の病を患って休職している方もいるそうです。

国境の島、対馬。
対馬の漁師さんが海に出て漁をしてくれているから
国境に異常事態が無いか見守ることができてるし、
南北に細長い島で不便なことがあってもそこにすんでいてくれているから私たちは安心して暮らせてる。

帰りの飛行機に乗る前に市の方が
「対馬は山が多くてコメが取れず、九州本土の飛び地で米作してコメを運んでいました。
交易・交流がないとやっていけない土地なんです」
とおっしゃっていたことにグッときました。

対馬での交流・交易が盛んになるように祈るばかりです。 
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こんにちは@シローです

残暑が厳しかった一日、半そででした。

image 今日は、 NPO法人チャイルドラインながさき主催
「思春期の心の行方」講演会に参加しました。
先生は、NPO法人子どもと保育研究所ぷろほの山田眞理子さん。

佐世保で7月に痛ましい事件があってから2ヶ月。
加害者を助けることが出来なかったのは??というギモンを持ちながら。
先生のお話にシローの感想も付け足しながら。
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今の子どもたちは、見えないモノに縛られている。
スクールカーストだったり、いいね!依存症だったり。。
リアルに付き合うクラスの友達に本音を話すといじめられたり仲間はずれにされることがあるので
本音を言わず、役割を演じている。
それはとても疲れる。。
ネットでは自分の言いたいことを言えるから、本当の友達はネットにしかいないという子供も。

そんなリアルに自分の存在価値を見い出せない不安定な子どもたち。
リストカットを繰り返すこども。
この子達にいのちの教育をしたらどうなるか??
リストカットするような、いのちを大切にしない自分は存在価値がない、それでも繰り返してしまう自分は弱い、存在価値がないと考えてしまい、迷惑をかけるからいなくなってしまった方がいいと考えて追い詰めてしまう。

オトコの子への性教育がきちんとされておらず、オンナの子はカレシのいうことが正しいと思ってしまう。
それがデートDVに繋がったり望まない妊娠に繋がっていく。

性同一性障害の子どもは成長と共に身体と心の乖離に苦しむ。
大人の何気ないひと言で自分の存在価値が壊れてしまい、自死を考えてしまう。
そこで、チャイルドラインに電話してきて、そうなんだと肯定されることで生きることを選ぶ子供もいる。
(そうでない子どもたちはどうなっているんだろう。。)

多様性が認められない社会で、子どもたちは自分らしさ、自分への思いやりをなくしている。
(自分を大事に出来ない子どもが大人になったらどうなるのか。。)

子どもは多様な人間関係の中で多様な価値観を知る。
今はそれがなくなってきている。
(ママだけで子育てするとママの価値観がその子どもの全ての価値観になってしまうのでは?)

「お手伝いしてくれてありがとう」と他者の役に立つことで認められる機会が減り、
「買ってくれた」から自分は認められたと消費者となってしまっている。

日本は、加害者となってから対応するが本来は予防することから始めなければならない。
94年に子どもの権利条約に批准しているがそれを学校で教えない。

認められるということは、~だから、認められるのではなく、
「あなた」だけで認められることが安心に繋がる。

佐世保の事件は、自分がどうなってもいいという気持ちだったのではないだろうか。
人は自分はどうでもよくても、自分が犯罪をしたら親が悲しむとか誰かを傷つけると思ったら思いとどまる。
そういうストッパーとなる人が加害女子の側にいなかったのではないだろうか。

(自分よりも大切な人が側にいることが子どもにとっての安心感なんだ)
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加藤哲夫さんの「市民の日本語」という本にこんな言葉が書いてあります。
「言葉はその人の内側からでてこないと、その人の力にならないのです」

私たちは自分の言葉で考えて自分の言葉を発しているでしょうか。
それを子どもたち、自分より若い人たちにちゃんと伝えているでしょうか。

そんなことを考えさせられた講演会でした。




  あ、最後は親子で遊べる言葉遊びもあって楽しかったです。 参加者には知り合いもいっぱいいました。 こういう活動の和が広がればいいなぁ。
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こんにちは@シローです

秋になりNPOのイベントも増えてきました。
広報をどうやっているのでしょうか?

広報は
伝えるべき人に
伝えるべきことを
伝えるべきタイミングで
適切な手段で
伝えること

ですね。

一つ一つ見ていきましょう。

1.伝えるべき人とは誰か?
そのイベントは誰の為にやるのでしょうか?
それが分かれば対象者が絞られます。
よく行政関係の広報では「関心のある方」「市民一般」という表現を見ますが
満員御礼を見たことがありません。

2.伝えるべきことを伝えているか?
対象者に何を伝えるのか見えていますか?
対象者がハッキリしていればその人に届ける言葉が決まります。
男性に向かって女性言葉は使わないし、子どもに向かって難しい言葉は使わないですよね。

3.伝えるタイミングを間違っていないか?
団体の都合で、チラシが出来た!とイベントの3日前に出来上がっても。。。
時間がある方ならばそれでも参加してくれるかもしれませんが、そうでない人は既に予定が入っているでしょう。
一般的には45日前に広報スタート。その都度、必要に応じて期間内に何度も行います。
もちろん、イベントの内容によっては早く広報しないといけない場合もありますからあくまでも参考です。

4.伝えるのに適切な手段か?
60歳の女性にfacebookでしかお知らせしない人はいないでしょう。
この世代はチラシです。
また20代の働いている男性にNPOセンターにチラシを置くだけということもしないですよね?
この世代はTwitterrなどのSNSやメールを使うでしょう。
このように対象者によってツールを使い分ける必要があります。
一番強いツールはクチコミであることも覚えておくといいと思います。

まとめると、イベントの対象者を出来る限り絞ること=課題解決の早道ですね。
これが効果的な広報を行う、イベントで大事なことですね。
 
NPO法人男女共同参画おおたの坂田静香理事長さんが書いた
人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方」を読んで実践してください。 

全国で講演している坂田理事長のなんちゃってリジチョーブログ 
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