Hands-Onながさき ~ながさきのNPO・ボランティア活動サポート団体

長崎のNPO・ボランティアをサポートする任意団体。 連絡先:handson.nagasaki@gmail.com(@を半角に変えてください)

2013年03月

桜の咲く夜は@シローです(・∀・)つ

全労済さんが助成金を募集しています。
締め切りは4月10日。
環境に関わる活動と子供に関わる活動が対象です。
NPO法人、任意団体が対象です。
1団体の上限は30万円。

詳しくは全労済地域貢献助成事業をごらんください。 
助成金申請書の書き方などの相談があれば
ハンズオンながさきまでどうぞ。
わかる範囲でお手伝いさせていただきます。

hands_on_nagasaki@livedoor.com

 
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活動⇒仕事@シローです(・◇・)ゞ

今日は県民ボランティア活動支援センター主催の
「びんびん心に響くプレゼンのコツ!」講座に参加しました。
先生はふくおかNPOセンター代表の古賀桃子さん 

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午前中の講義&ワークでは一番大切なのは団体の「人格」が明確であること。
これがあやふやだと「あの団体ってわけわかんない」と混乱と不信の原因に。最初は団体の人格をつかむ作業からスタート。私たちは、どういう団体なのか?を書き出してから、私たちはどういう団体と見られているのかを?書き出す。

そして団体のメンバーでもズレがあったりするので必ず複数でやってみて突き合わせてその中で大切にしたいキーワードを整理して文章化する作業が必要なんですって。ハンズオンやっていないかも(大汗)

それから、トンマナという団体の雰囲気とか味わいを見つける作業へ。これはあったかいとかゆるいとかまじめとか人間にまつわる形容詞で考えるとわかりやすい。

この人格とトンマナを確定して初めて広報のチラシ、WEB、プレゼンというカタチにできるそう。
カタチよりこの人格とトンマナがあやふやでは伝わらない。

そして、次のワークは「誰に何を伝えるのか」をはっきりとさせることです。
課題、広報の目的、誰に、何を(相手に一番伝えたいこと)を書き込みします。
シローが考えたのは
課題:ハンズオンカフェの参加者が少ない
目的:ハンズオンカフェへの参加者を増やす
誰に:NPOの運営に困っている人、ボランティア活動したい人
何を:いろんな人とつながろー。
こっ恥ずかしいずっと活動しててこの程度かい!という突込みが聞こえてきそうで。でもこれも勉強!

「何を」はかなり時間をとりました。
何回も書き直して言葉を選びなおして最後の10分間でやっと出てきた言葉です。
プロのコピーライターは1,000本のコピーを考えてそのうちの1本を作るそうなのでこんなの子供だましの数です。
そしてできたのプレゼン資料がこれ。全部で6枚です。
恥ずかしいですが。これを「たたき台」としてみなさんも自分の団体のプレゼン資料を作ってみてください。
同じテーブルでワークをしたメンバーさんからは次のようなアドバイスを貰いました
・文字が多いので減らして口頭で伝えたらいい
・メインのハンズオンカフェを最初に持ってきたほうがいい
・前半の説明が早口だった
1

























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先生は全体の発表を見てポイントを教えてくれました。
1.最初に「何を言いたいのか」を伝える。団体紹介などはどうでもいい。
2.手垢用語は使わない。まちづくりとか福祉とかじゃなくて具体的な言葉で。
3.監事含有率を下げる。漢字を減らして小学5年生でも分かる文章にする。専門用語は使わない
(シローの例で言うとNPO、スキル=専門用語、助成金=漢字多い)
4.伝えるのは3分以内で
5.コトバよりビジュアルや雰囲気で訴える(コトバは3%しか届かない)
6. プレゼン前には必ず練習。最低10回
7.伝えたい!理解して!という気持ちや、プレゼンの場を楽しむことを心がける。

なんとなくイメージで分かっていても言葉にするのは難しい。
でも言葉にしないと伝わらないことがたくさんあります。
相手に伝えるのということは相手のことを知らないとできないんだ。
まずは相手のリサーチから!
 
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寒かったー@シローです(・◇・)ゞ

なにげに長崎市の統計のHPを見ていますと。。。
長崎市の就業者数199,972人。
全人口が44万人ぐらいで18歳未満の子どもが15%だから
就業できそうな人口は374,000人くらいか。なるほどー。
と言うことは199,972÷374,000=53%が働いとるわけやね!

!?うん??
47%の成人が働いていないということ???
199,972人で子どもを含めた240,000人の面倒をみているって事??? 

何か働いていることにすごいプレッシャー。。。
子どもを除いた174,000人は働いていない。。
そのうち65歳以上の高齢者が110,000人。
その多くが年金受給者。。。

うーむ、5年後とか10年後とかどうなるんだろう?? 
ということを考えた夜でした。
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希望者が揃ったのでヒマワリの種はそれぞれのお宅へ送りました。
夏には大輪の花が咲くといいなー。

このページを見てくれたあなたに感謝いたします。

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雉の鳴き声が聞こえる自宅@シローです(*・ω・)ノ

被災地で獅子舞などを披露し、被災者に笑顔を届けるなどの活動をしている多久孔子の里獅子舞代表の川原田さんから、宮城県石巻市門脇小学校に咲いたヒマワリの種をいただきました。25
同封されていたお手紙には次のようなことが書かれています。
「焼け焦げた校舎の前に咲くヒマワリが印象的でした。そのヒマワリで一番おおきな「のっぽさん」のヒマワリの種をいただきました。取り壊しが決まった門脇小学校ではもう育てることができないので九州でたくさん花を咲かせてくださいとのことでした。また、このひまわりは絆を結ぶ「はるかのひまわり」というプロジェクトのものでした。どうか鉢植えで大切に育ててください。よろしくお願いします。」

小学校は震災で火災に遭いました。犠牲者がなかったことが幸いです。
しかし、取り壊しが決まったことを児童たち、地元の人たちはどう受け止めたのでしょう。
地震がなければこの学校で生活するはずだった児童たち。
卒業した母校が無くなる事を聞いた人たち。

この学校に咲いたヒマワリを育て、石巻の人たちに想いを寄せることはできます。
ちょっとでも被災地に心寄せ、ヒマワリを大切に育ててくださる方に種をお譲りします
川原田さんから届いた手紙のコピーも同封いたします。
種は5つ入り5セットですなくなり次第締め切ります。

被災地に咲いたヒマワリの種が欲しい方はハンズオンながさきまでメールをください。
hands_on_nagasaki@livedoor.com(関根) 
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春分の日もへっくしょん@シローです(・∀・)つ

前回までは東日本大震災直後のことを忘れずにいようとブログに書きました。
終章は震災に関わったことからボランティアとは何かを記したいと思います。

シローの友達で陸前高田市役所職員の彼は震災直後から行方不明です。
身重の奥さんも一緒に2年が過ぎた今も行方不明のままです。
ご両親は1年前に行方不明から死亡届を市役所に提出しました。
今でも帰りを待っている、苦渋の決断だったと思います。
この間、2011年の夏、2012年の冬、2012年の夏と3回ほど
陸前高田市で草取りや整地作業のボランティアを兼ねて彼のご両親に会いに行きました。
そしてお墓参りをしました。

2011年冬には気仙沼市で被災した女児を2名、長崎の我が家で3日間預かりました。
知人から誘われて事業に参加し、全く知らない子どもたちを預かる活動。
長崎駅のかもめ広場で故郷の歌を歌った子どもたちの姿に
「この子達は少しずつだけど前を向いている。生きていてるんだ」と感動しました。
気仙沼も2回訪問し親御さんたちからお話を聞いたり、気持ちを感じたりしました。
「近所の人には言えないこともある。何でこうなってしまったんだろう」と聞くことしかできません。

長崎で生活していると何気なく毎日が過ぎていく。
震災があったことも何かの情報に触れる時にしか想い出せない。
自分は幸いにも地震も津波も経験しなかった。
しかし地震も津波も原発事故も体験し、大きく人生が変わった人たちがいる。
他人事ではない自分事。
行方不明の息子を待つ親、仮設住宅に住む女児と関わった自分。

震災に関わる中でターニングポイントがありました。
2011年4月に仕事で福島市へ行ったときです。
仕事を終えて福島市内に住む友達と食事をした時に
「またすぐに必ず福島に来るから」と言ったら、
友達は「無理しないで、健康でいて。これからも長く来てもらわないといけないから」と言いました。
ハッとしました。
自分は「ボランティアしたい」という自己中心的な気持ちだけを押し付けているんだ。
被災した人たちのことなんか考えていないんだ。
それからです。
被災した人たちの声を聴こう。
いま、どんな気持ちなのか。これからどうしたいのか。
メールしたり電話したり直接会ったり。

被災地はニーズで溢れていました。
水や電気、食糧、情報。。生活に必要な全てが足りない。
そのニーズに気付き、いても立ってもいられないので活動する。
これがボランティアの原点だと思います。

災害ボランティア活動は分かりやすい。
災害に限らず長崎でも長崎ならではのニーズはたくさんあるはずです。
全国平均を上回る高齢化、過疎化。
3年連続全国ワースト1の長時間労働。
あなたの身の周りにも何かのニーズはあります。

普段の生活の中で「あれ?何か違うんじゃない?」
という気付きがあったら気付いた人たちと一緒に行動しましょう。

その気付きは誰かの切実なヘルプかもしれません。
友達かもしれない、家族かもしれない、顔も知らない人かもしれない。
その誰かの声がかすかでも聞こえてきたら耳を傾けてみてください。

いわて福祉だよりパートナーに寄稿
 ひたちなか・ま 3.11とわたしに寄稿
 
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