ご飯お茶わん🍚1杯

日本人1人が毎日捨てている食べ物の量です。
まだ食べられるのに捨ててる食べ物。
コンビニの売れ残りのお弁当や家庭から出るゴミ、ファミレスでの食べ残しなどです。

勿体ないですよね。
この食品ロスを減らしていこうという法律が5月に成立して10月から施行されます。

じゃどんな法律なのか、誰が担うのか、何をするのかなど法律のことを勉強しようと関心がある市民が集まって勉強会を開きました。
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毎月開いてるハンズオンカフェの一環です。

食品ロス削減推進法の概要を見ていきました。

食品ロスを減らすのはなんで?という話の前に、
まだ食べられるものを集めてニーズがある人へ届けるフードバンク、フードドライブについて話が集中しました。

現状、長崎ではフードバンク活動が個別におこなわれており全体的というか調整されて行われている状況ではないことも話されました。

これらのことから、この場では食品ロス削減は貧困者への支援や子ども食堂などの福祉ニーズの課題解決に繋がるという視点です。

法律に戻ると。法律では行政、事業者(生産者、加工者、飲食店などで)、消費者の連携と協力を最前面に謳ってます。

法の中では各主体の役割があり、
国は基本方針をつくり、
都道府県は基本方針に沿って推進計画をつくり、
市町村はこれらに沿って推進計画を作ることとなってます。

ちなみに法の中では10月30日を食品ロス削減日として10月を推進月間としてます。

実際に何やるの?ってことについて一番最初に挙げられているのは、教育。
まずは勉強しましょうということです。

ずっと下がって6番目にフードバンク活動の支援がありました。

参加者からは、フードバンクの後押しをする法律なので、これから子ども食堂の支援がずっと進むのではないか」
「小さな農園をやってるので生産者として期待したい」といった話が出ました。

この法は食品ロスの削減が目的であり、福祉ニーズの課題解消を目指したものではありません。

このことから、「子ども食堂は福祉ニーズから立ち上がってて、この法律は農林や環境分野から立ち上がってる。二つはそもそも違うので福祉分野と農林環境分野の活動者の意見交換が必要ではないか」という意見が出されました。

これから基本方針や推進計画が作られていくので、
都道府県や市町村で計画を作っていく中で
市民として意見を出すように民間側が勉強して意見を出せるようにしておかなくてはならないだろうと思いました。

この場はこれでクローズしましたが、環境活動してる方々と知り合えたことはとてもありがたいことでした。

共催して頂いた自然共育コミュニティ森のわさん、場所を貸して頂いたサステナプラザながさきん、
ありがとうございました。
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