こんにちは。
ながさきのNPO、ボランティア活動をサポートする中間支援組織のハンズオンながさきです。

子どもの権利条約ながさきネット(2015年5月設立、長崎市)さんが、新しく始める事業についての意見を募集してます。
こちらの団体は、子どものいのちと権利を守ること”を目的に、子どもに関わる団体、個人でゆるやかに繋がりあう市民ネットワークです。

パブリックコメントの締め切りは5月10日です。

パブリックコメントとは・・・(参考)行政手続法第38条~45条

国の行政機関が政令や省令等を定めようとする際に、事前に、広く一般から意見を募り、
その意見を考慮することにより、行政運営の公正さの確保と透明性の向上を図り、
国民の権利利益の保護に役立てることを目的としています。


今回のパブリックコメント募集は行政機関ではなくNPO(民間非営利活動組織)が募集しています。
NPOがパブリックコメントを募集する目的は何でしょうか??

ワタクシは、「新しい仕組みが課題を抱える当事者の課題解決につながるのかどうか、客観的な意見が欲しい」と思います。

ながさきのNPOの多くは数人、多くても十数人で運営している団体がほとんどです。下記の調査はNPO法人の数字ですが、任意団体も同じようなものと考えられます。
(職員数は1人~9人までが66%、会員は50人未満が90%-平成28年度NPO法人活動実態調査報告書 県民ボランティア活動支援センター調べ)

なので、自分たち内部の人間だけで考えた仕組みで本当にいいのか?
他の視点はないのか?重要な視点が漏れていないのか?
を知りたいのが本音だと思います。

今回のパブリックコメントの内容を見て、よくわからなければ、
例えば、「対象となる子どもは何人位で、どんな相談が対象になって、どういう手段で相談して、最終的にどんなことをするんですか?」と率直にコメントしてください。

あなたの意見が仕組みをより精度の高いものにして、子どもの権利を守る一助になります。

【パブリックコメントを求めている事業】
子どもの権利オンブズパーソンながさき設立事業

【事業の目的】
国際条約である「子どもの権利条約」に基づき、子どものSOSが見逃されることなく、子どものいのちと権利が大切にされる地域を目指します。
そのために子どもの最善の利益に立って、子どもの話をていねいに聞き、子どもが望む解決策をともに模索し、子どもとともに声をあげ、子ども自身が主体となって権利を守れるように取り組みます。

【事業内容】

1.個別救済事業
相談窓口を設置し、オンブズパーソンとともに子どもの権利に関わる個別の救済を行います。

※オンブズパーソとは・・・
 検討委員として子どもの権利救済と制度改善のための助言を行う司法、医療、福祉、教育等の専門家の就任を予定しています。


2.広報啓発事業
子どもの権利侵害を未然に防ぐために、関係機関への対応および制度改善の要望、ならびに子どもの権利に関わる広報啓発を行います。

【事業のイメージ】
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【コメントの方法】
不登校ひきこもり情報「た~みなるinながさき」のサイトブログの該当蘭にコメントをすることでパブリックコメントとしています。
コメントの方法は下記のとおりです。

1.ウェブサイトの一番下にあるコメント欄に『子どもの権利オンブズパーソンながさきに関する内容』の意見・感想を入力する。
2.名前欄に『年齢』を入力する。例「○○才」※今回に限る仕様です。
3.メールアドレスを入力する(非公開です)
4.コメント送信ボタンをクリックする。

5.管理人がコメント内容をチェックした後、コメントが公開されます。

【主催】
子どもの権利条約ながさきネット(NPO法人長崎県子ども劇場連絡会内)
TEL:095ー825ー0533
メール:n.kogeki@alto.ocn.ne.jp
【協力】
不登校ひきこもり情報サイト「た~みなるinながさき」