こんにちは。
長崎のNPO、ボランティア活動をサポートする任意団体
ハンズオンながさきです。

先日、市役所の事業のことでNPO法人の方と話をする
機会があって、市役所の方が任意団体と契約を結んで
事業をするのが難しいということをおっしゃったそうです。

任意団体との契約関係は難しいのでしょうか??
佐賀県のNPO支援者の方に佐賀県の状況を聞いたと
ころ、任意団体との契約はフツーにありますよーと。

法人への契約の方がやりやすい「だろう」ということは
想像はつくのですが、任意団体とは難しいという理由が
よくわからないところです。
後でちゃんと確認しよう。

法人、任意団体に関わらず、市役所と一緒に事業を
やる時に必要なお金の負担割合、責任、仕事の確認
をします。

NPO法人の方がボヤいていたのが、県庁と一緒に
やる事業はほとんどが精算払いという、後払い方式
なので、事業費が増えるほど、立替金が増えて資金
繰りが苦しくなるということでした。

市役所の他の事業をやっているNPO法人の方に
聞いてみたところ、年間3回に分けて払われる場合
や、概算払いと言って前払いのこともあるようです。

NPO法人にとって、委託事業は事業費も大きく、
効果が高いと見込めれば取り組みたい事業とは
思いますが、資金繰りが苦しくなるのであれば、
取り組みたくても取り組めないということになるで
しょう。

ちなみに佐賀県では8割が概算払い(前払い)と
いう前出のNPO支援者さんの回答でした。

概算払いのことを市役所の他の方に聞いてみたら
概算払いの場合、事業後の精算払いのチェックも
あるため、仕事が二重になるという点で嫌がって
いる面があるのではないかということでした。
(ただ、この回答者がいらっしゃる部署ではできる
だけ概算払いにしているとのフォローでした)

NPOの資金繰りは活動を続けるにも大切な視点
です。事業費が大きければいいというものでもな
く、円滑に事業を進められるよう資金繰りについ
ても計画をしておかないといけないと思いました。