Hands-Onながさき ~ながさきのNPO・ボランティア活動サポート団体

長崎のNPO・ボランティアをサポートする任意団体。 連絡先:handson.nagasaki@gmail.com(@を半角に変えてください)

2019年02月

ラジオ番組で代表の平山がNPOマップ作りの話をしました。
平山が「私は長崎のNPOのことを知らないので調べたい」と言ったのがきっかけで始めた事業です。

そして、平山が代表になった経緯を振り返りました。
NPO法人、ボランティア団体で活動をしていて次の代表者を選ぶ時の参考になればと思いハンズオンながさきの代表者交替の記録を掲載します。

前の代表者は、NPO法人での活動経験もあり、NPOやボランティアの相談支援の経験も豊富でした。
そんな代表者の後に誰が代表として活動するのがいいのか??

しばらく代表不在で活動していて不都合もなかったのですが、
行政直営の市民活動センターが「センターの登録手続きの都合で代表者を決めてほしい」と何度も言われてどうするか理事会で考えました。
(その後、代表者変更届を出したけど、行政直営の市民活動センターの登録はしばらく変更されず、数カ月後に本会から問い合わせをするまで変更されなかったというオチがつきますが・・・。)

当時の話し合いの記録を振り返ると・・・
〇全国的に指定管理者による市民活動センターはマンパワー不足(その原因の多くは指定管理料が低すぎること)であり、長崎県、長崎市が設置する市民活動センターもマンパワーが不足するのではないか。

〇税務や労務、NPO法人認証手続きといった法律に基づくような専門的支援だけでなく、非営利公益活動を行う団体の運営の内情を知りながらの支援がますます必要になるのではないか。

〇そうなるとハンズオンながさきは、組織として公設民営の支援センターを補完する立場になるのではないか。

これらのことを総合的に考えると、組織として活動するには代表者がいた方が契約(法的には個人ですが)をしやすいだろうということで、ハンズオンながさきでは代表者を早急に選出することにしました。

そこで、他者との協働、契約が必要だという今後の団体活動の方向性を踏まえて、代表者の役割は何か?を絞り込んで、次の2つになりました。
〇他団体との協働が増えると思われるので、他者とのコミュニケーションが取れること
〇主な活動がボランティア団体の相談支援なので、ボランティアの気持ちが分かること

それで、代表者の条件を考えて、次の2つにしました。
〇ボランティア活動の経験があること
〇団体の活動経験を問わないこと
(人当たりがいいことを後で追加)

そして、代表者の役割を次の3つにしました。
〇外部に出す書類への記名など会の意志を代表すること
〇会員からの相談や提案を受けて協議に参加すること
〇毎月の事業報告、会計報告をチェックすること

前の代表者のようにNPOについての深い知識と経験を求めず、
かえって「知らない」ことを武器にしてもらおうという結論になりました。

よく考えたら、ボランティア活動やNPOで活動している人の方が数が少ないから、
多数の人にどうやって知ってもらうか、活動を紹介すればいいかというのは活動を知らない経験の方が有利かもしれません。

ハンズオンの代表者交替はこうやりました。
こうやって交替してよかったと思います。
今年度は本当に他団体との協働が増えたし、ボランティアの気持ちが分かりつつ、この業界の変なところも気づくというバランスが取れた運営になってきたと思います。

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☆ハンズオンながさきはながさきのNPO、ボランティア活動をサポートする任意団体です。
相談はコチラまで↓
handson.nagasaki@gmail.com
※本会会員はみんな他に仕事をしたり、NPOで活動したりしながらこの活動をしています。
そのためご連絡を頂いてもすぐに対応できないことがありますので予めご了承ください。
ご連絡はメールでお願いします。
電話などを希望する場合はご都合の良い時間帯などをご記入ください。
折り返し本会からご連絡いたします。
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長崎市の人口減少はダントツの1位。
そんな長崎市をはじめ、人口縮小・高齢化・税収減のすすむ地域社会における、公共文化施設の在り方について考える講演会です。
長崎市民に限らず、他の自治体の文化振興担当者さんもぜひお聞きください。
明日は我が身。

講師は、企業によるメセナ(芸術文化活動振興支援)の最前線で芸術文化の投資効果を見つめ続けてきたクリエイティブディレクター・加藤種男さんです↓


クリエィティブ・ディレクター。アサヒビール株式会社企業文化部を経てアサヒビール芸術文化財団事務局長。
アサヒ・アートフェスティバルなど多数の企画を立ち上げる。
2004〜10年横浜市芸術文化振興財団専務理事兼大佛次郎記念館館長。
12〜17年企業メセナ協議会専務理事。
そのほか東京都歴史文化財団エグゼクティブ・アドバイザー、京都造形芸術大学客員教授、文化審議会政策部会委員、など歴任。
現・日本ユネスコ協会連盟参与。芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
著書に『芸術文化の投資効果』(水曜社)ほか。
(略歴は主催者ホームページから引用)

【日時】
2019年3月4日(月) 19:00(開場18:30~)

【会場】
長崎市チトセピアホール(長崎市千歳町5-1)

【入場料】
0円

【定員】
なんと限定50名

【申込】
事前申し込みは不要ですが、定員になった場合、入場できないことがあります。
ぜひお話を聴きたい!という方はTELか下記のお問い合わせフォームで事前に氏名と参加人数を伝えてお申し込みください。

https://www.chitosepiahall.com/confirm/

【主催・申込先】
長崎市チトセピアホール(指定管理者 ㈲ステージサービス)

TEL:095-842-2700
ホームページ:https://www.chitosepiahall.com/information/information-3020/

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長崎シティFMさんとアートクエイクさんと一緒にやってるラジオ番組「なないろパーク」

今回はハンズオンながさきが取り組んでいる「ながさきNPOリソースマップ」の進み具合や
やってみてどうだったかについて話しました。

このマップ作り、昨年1月にハンズオンながさきの代表になった平山が
「私は長崎のNPOのことを知らないので、いろいろ知りたい!」という声を受けて団体として事業にしました。

放送は2019年2月23日10時から、再放送は2月26日22時からです。
長崎シティFM81.3MHzでそうぞ。

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長崎県内のNPO法人申請数は減少が続いています。
2015年:33件、2016年:31件、2017年:20件、2018年:10件。

なぜ申請件数が減っているのか?
原因の分析は見当たりませんが、全国的に減少している点も考えるとNPO法人設立の手続きが非常に煩雑であると考えている人が増えたのかもしれません。
そこで、長崎県では、NPO法人の事務手続きに関する説明会を開催します。

※NPO法上の事務手続きの相談であって、皆さんが最も困っているであろう「組織運営のマネジメント」や「事業実施の手法」などの相談ではありませんのでご注意ください。

【長崎会場】

日時:2019年3月6日(水曜日)13:30~15:00

場所:長崎県庁大会議室A(長崎市尾上町3-1)

 【佐世保会場】

日時:2019年3月8日(金曜日)13:30~15:00

場所:させぼ市民活動交流プラザ会議室B・C(佐世保市戸尾町5-1)

※両会場とも、説明会終了後に個別相談を受け付けます。

【内容】
各種書類の作成方法と提出スケジュール

・事業報告書等
・役員の変更等届出書
・定款変更認証申請書、定款変更届出書 など

NPO法人に必要な登記について

・NPO法人の「登記事項」とは
・登記事項に変更は生じた場合には「変更登記」が必要
・変更登記の期限と提出書類 など

その他

・NPO法の改正に伴う貸借対照表の公告、定款変更について など

【申し込み方法】
チラシ裏面の申込書に必要事項を記入して、下記申込先へファックスするか、
必要事項をメールで送信してください。

 管理運営説明会チラシ[PDFファイル/1MB]

 インターネットからも申込み可能です。

 https://eap.pref.nagasaki.lg.jp/kv2/index_pc.php5?FORMNO=42000q00003185BfG&SETUID=SSL      

【主催・問い合わせ先】
長崎県県民協働課

電話:095-895-2314 ファックス:095-895-2564
E-mail:kenmin.kyoudou@pref.nagasaki.lg.jp

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今日は平戸市生月で、NPO法人さんの組織力強化事業に本会副代表の福田と事務局の関根が支援員として相談対応に同行しました。

これは長崎県が取り組んでいるNPO法人の組織力を高めるための事業です。
1法人あたり全6回の訪問相談により、組織の課題を明らかにし、組織としてどのような取り組みをすればいいのか一緒に考えていきました。

相談対応のメインは福岡県NPOボランティアセンターの相談業務を受託しているNPO法人ミディエイドさんです。
本会主催の中間支援団体スタッフ組織運営支援力アップ研修でも講師としてお世話になりました。

今回の平戸市生月の法人さんでは、今年度の取り組み、来年度の予定、予算の積算などを踏まえて戦略作りのポイントと今後のことを話し合いました。

全6回を通じてこちらの法人さんは、組織として意思決定をし、活動しなければならないことに気づき少しずつ実践され始めました。

これは大きな変化です。

それまでは、会員のやりたいように進めていてキャパオーバーだったのを、
法人としてキチンとマネジメントする!という法人の意思の表れだからです。

このようにすぐに効果は見えないけれど、法人の意思決定のルール作り、目指す目的と数値で見える目標の設定、やりたいこととやるべきことと、できるスキルのバランスなど、運営していく上で大事なことは早めに取り組んだ方が良いと思います。

組織運営の基本を私たちも改めて学びました。

法人に限らず任意団体でも同じです。
任意団体は更に代表者1人の意思で決まって代表者1人が動いて疲弊していくケースが多いので気をつけてください。

何かあればハンズオンながさきへご相談ください。
handson.nagasaki@gmail.com
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