平山が「私は長崎のNPOのことを知らないので調べたい」と言ったのがきっかけで始めた事業です。
そして、平山が代表になった経緯を振り返りました。
NPO法人、ボランティア団体で活動をしていて次の代表者を選ぶ時の参考になればと思いハンズオンながさきの代表者交替の記録を掲載します。
前の代表者は、NPO法人での活動経験もあり、NPOやボランティアの相談支援の経験も豊富でした。
そんな代表者の後に誰が代表として活動するのがいいのか??
しばらく代表不在で活動していて不都合もなかったのですが、
行政直営の市民活動センターが「センターの登録手続きの都合で代表者を決めてほしい」と何度も言われてどうするか理事会で考えました。
(その後、代表者変更届を出したけど、行政直営の市民活動センターの登録はしばらく変更されず、数カ月後に本会から問い合わせをするまで変更されなかったというオチがつきますが・・・。)
当時の話し合いの記録を振り返ると・・・
〇全国的に指定管理者による市民活動センターはマンパワー不足(その原因の多くは指定管理料が低すぎること)であり、長崎県、長崎市が設置する市民活動センターもマンパワーが不足するのではないか。
〇税務や労務、NPO法人認証手続きといった法律に基づくような専門的支援だけでなく、非営利公益活動を行う団体の運営の内情を知りながらの支援がますます必要になるのではないか。
〇そうなるとハンズオンながさきは、組織として公設民営の支援センターを補完する立場になるのではないか。
これらのことを総合的に考えると、組織として活動するには代表者がいた方が契約(法的には個人ですが)をしやすいだろうということで、ハンズオンながさきでは代表者を早急に選出することにしました。
そこで、他者との協働、契約が必要だという今後の団体活動の方向性を踏まえて、代表者の役割は何か?を絞り込んで、次の2つになりました。
〇他団体との協働が増えると思われるので、他者とのコミュニケーションが取れること
〇主な活動がボランティア団体の相談支援なので、ボランティアの気持ちが分かること
それで、代表者の条件を考えて、次の2つにしました。
〇ボランティア活動の経験があること
〇団体の活動経験を問わないこと
(人当たりがいいことを後で追加)
そして、代表者の役割を次の3つにしました。
〇外部に出す書類への記名など会の意志を代表すること
〇会員からの相談や提案を受けて協議に参加すること
〇毎月の事業報告、会計報告をチェックすること
前の代表者のようにNPOについての深い知識と経験を求めず、
かえって「知らない」ことを武器にしてもらおうという結論になりました。
よく考えたら、ボランティア活動やNPOで活動している人の方が数が少ないから、
多数の人にどうやって知ってもらうか、活動を紹介すればいいかというのは活動を知らない経験の方が有利かもしれません。
ハンズオンの代表者交替はこうやりました。
こうやって交替してよかったと思います。
今年度は本当に他団体との協働が増えたし、ボランティアの気持ちが分かりつつ、この業界の変なところも気づくというバランスが取れた運営になってきたと思います。
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